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エンノ・ポッペ
エンノ・ポッペ(Enno Poppe)はドイツの現代音楽の作曲家、指揮者。1969年生まれ。 ==略歴== 幼少時から頭角を現したが、普通のドイツ人と同じようにフリードリヒ・ゴルトマン、ゲスタ・ノイヴェルトにベルリン芸大で師事。シュトゥットガルト国際作曲賞とジーメンス作曲奨励賞を受賞して、ドイツの若手作曲家の頂点に位置した。さらに、ブゾーニ賞とアカデミーシュロースソリチュード滞在奨学金を手にし、ダルムシュタット講習会にて三十代で講師を務めるなど、その活動は拡大している。現在もピアノ、指揮、作曲を教え、著名な団体からの委嘱を受け続けている。アンサンブル・モザイク代表。 ヘンツェ賞も手にした彼は、ドイツ現代音楽の筆頭といって過言ではない。現在はリコルディ・ベルリンの看板作曲家であり、彼の顔写真が用いられている。アンサンブルモデルンのインタビュー〔Ricordi Berlinの個人カタログ〕に「音楽は時間が大切であり、なおかつスリリングであるべき」と答えている。彼の楽譜は非合理時価や微分音で埋め尽くされ、なおかつ大きな主張を行う点で、このインタビューは正解である。 なお、シンセサイザーのプリセットには「四分音」や「八分音」〔これらはヤマハのエレクトーンにもある〕があらかじめインストールされているが、これを積極的に楽曲で使用するのは1960年代生まれでは彼が初めてである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エンノ・ポッペ」の詳細全文を読む
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