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株式会社エーエム・ピーエム・関西(エーエム・ピーエム・かんさい)は、かつて存在したコンビニエンスストア運営会社(エリア・フランチャイズ)。 am/pmの近畿地区でのフランチャイズ運営を行っていた。 == 概要 == 近畿日本鉄道が87.5%、近鉄百貨店が12.5%出資する近鉄グループの子会社・株式会社エーエム・ピーエム・近鉄として設立され、当時ジャパンエナジー傘下(後にレックスグループ傘下)の株式会社エーエム・ピーエム・ジャパンとの間でエリアフランチャイズを締結し、近畿エリアでコンビニエンスストア「am/pm」を展開していた。 2006年5月24日に、近鉄のグループ再編計画に伴い、『かっぱ寿司』を全国展開する回転寿司チェーンのカッパ・クリエイトグループに株式の90%が売却され〔カッパ・クリエイトグループによる株式会社エーエム・ピーエム・近鉄の株式取得に関するお知らせ カッパクリエイト・プレスリリース平成18年5月24日〕、11月には、社名を株式会社エーエム・ピーエム・関西に変更した。この当時、カッパ・クリエイト株式会社の子会社で惣菜小売事業を行う株式会社得得が、直接の親会社となっていた。 カッパ・クリエイト傘下になったことから、外食産業のノウハウを取り入れ、一部店舗で店内に厨房を作り、コンビニでは商品管理が難しいとされるにぎり寿司の販売を行うようになった〔テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」2008年5月15日放送分〕。またカッパ・クリエイトは、2010年6月にam/pm(関西)向けの弁当・おにぎり新工場(投資額15億円)を作るなど、好調なプライベートブランド(弁当・おにぎり)の生産力を増やすなどして、独自に事業のテコ入れを図っていた。 2009年2月28日時点で運営店舗は139店舗であったが、2009年12月にフランチャイズ元であるエーエム・ピーエム・ジャパンが、ファミリーマートに買収(2010年3月合併)されたことに関連して、2011年4月にファミリーマートに吸収合併された〔連結子会社(株式会社エーエム・ピーエム・関西)の合併に関する契約締結のお知らせ 〕。なお、関西営業エリアの店舗は、2015年末まではエーエム・ピーエム・関西が営業出来る契約となっていたが、今回のファミリーマートへの経営統合により事実上この権利を破棄・解消し、am/pmブランド名義のコンビニエンスストアは2012年2月までにファミマへ転換される見通しとなった。そして2011年6月1日より旧am/pm店舗からファミリーマートへの転換が順次進められ、同年12月10日を以ってam/pm全店舗が閉店した〔国内の「am/pm」消滅 ファミマへの転換完了 (msn産経ニュース、2011年12月12日)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エーエム・ピーエム・関西」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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