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エーマティオーン エーマティオーン()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してエマティオンとも表記する。トローイア王ラーオメドーンの子ティートーノスとエーオースの子で、メムノーンと兄弟〔ヘーシオドス、984~985。〕。 エーオースはティートーノスをさらってエーマティオーンとメムノーンを生んだとされる〔アポロドーロス、3巻12・4~12・5。〕。エーマティオーンはエチオピアの王で〔シケリアのディオドロス、4巻27・3。〕、ヘーラクレースがヘスペリスに黄金の林檎を取りに行く冒険でアラビアを通ったときに殺された〔アポロドーロス、2巻5・11。〕。あるいはナイル川上流からエチオピアにやって来たヘーラクレースと戦争になり、殺されたという〔シケリアのディオドロス、4巻27・3。〕。 ==系図==
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