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エールストリング敵味方識別装置 : ウィキペディア日本語版
エールストリング敵味方識別装置[えーるすとりんぐてきみかたしきべつそうち]

エールストリングFuG 25a Erstling ドイツ語で「初物」の意)は、第二次世界大戦期のドイツ空軍の航空機に搭載された敵味方識別装置である。GEMA社(Gesellschaft für elektroakustische und mechanische Apparate)により開発されたこの装置は、ドイツのレーダー基地が敵味方の識別を可能なように1941年からドイツ軍機に搭載され、フライヤヴュルツブルクといったレーダー装置から発せられるインパルス信号を受けて事前に決められた信号を返した。後にFuG 25aはEGON夜間戦闘機誘導方式の核となる装置となった。
== 運用 ==
エールストリング敵味方識別装置は、地上レーダー基地からのパルス信号の反復周波数を3,750 Hzから5,000 Hzに切り替えることで起動された。機上搭載装置は事前に決められた156 MHzのモールス信号の送信でこれに応答した。暗号装置は、2つの10ビット式コードキーをモーター駆動のカムで切り替えて暗号化を行う方式であった。
ヴュルツブルク基地の方にはコードネーム「''Q-Gerät''」(クー・ゲラート、「Q」:"Kuh"(クー), ドイツ語で「牛」の意)と名付けられた問い合わせ信号送信装置と「ゲムゼ」("Gemse" ドイツ語で「シャモア」の意)と呼ばれる敵味方識別信号受信装置といった付属装置が必要であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エールストリング敵味方識別装置」の詳細全文を読む



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