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エー・アイ・ソフト(AI soft)はかつて存在した日本のソフトウェア開発会社である。セイコーエプソンの子会社であった。 一番のヒットはMS-DOS5.0時代の''DiskX II''である。この時代はハードディスクの値段が100MBでも数万円する時代であり、数千円のソフトを入れるだけでみかけの容量が倍になるので、ヒットした。 しかし、MS-DOS6.2に標準でドライブ圧縮が内蔵されると、勢いを失っていき、その後はセイコーエプソンのスキャナにバンドルされる''デジカメde!!同時プリント''やOCRソフトの''読んde!!ココ''を中心に販売を行った。 2006年11月にエプソン販売に吸収合併され解散した。以降、一部製品については、「エプソン」と「エー・アイ・ソフト」の両ブランド併記の形で、「エー・アイ・ソフト」ブランドは存続していたが、2012年9月30日をもって「エー・アイ・ソフト」ブランドの製品の販売がすべて終了し、最終販売製品のサポート期間が終了する2014年9月30日をもってエーアイソフト製品総合窓口を閉鎖することが発表されている。最後まで発売されていたソフトは以下の3本であった。 * フォトムービー作成ソフト「デジカメde!!ムービーシアター」 - 3まで販売。以後、株式会社筆まめに商標譲渡し、同社が新バージョンを発売 * 圧縮・解凍ソフト「ファイルコンパクト」 - Ver.5まで販売。以後、ソースネクスト株式会社に商標譲渡し、同社が新バージョンを発売 * OCRソフト「読んde!!ココ」 - Ver.13をもって開発終了。ただし、エプソン製スキャナの付属ソフトの「読んde!!ココパーソナル」に限りサポートを継続。 == 沿革 == *1984年2月: 設立 *1986年2月: 東京営業所開設 *1998年3月: 大阪営業所開設 *1998年7月: 別府開発分室開設 *2006年11月: エプソン販売に吸収合併 *2012年9月30日:この日をもって「エー・アイ・ソフト」ブランドの製品販売を終了〔 *2014年9月30日:この日をもって「エー・アイ・ソフト」ブランドのサポートをすべて終了し、コールセンターを閉鎖〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エー・アイ・ソフト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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