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オイラー数は、双曲線正割関数のテイラー展開における展開係数として定義される。 形式的には、テイラー級数: : における がオイラー数である。 この数列は整数であり、奇数項がすべて 0、偶数項の符号が交互に切り替わることが特徴である。 双曲線正割関数の代わりに、三角関数の正割関数: : の展開級数 (セカント数) をオイラー数と呼ぶこと〔http://mathworld.wolfram.com/SecantNumber.html Wolfram MathWorld - Secant Number〕もある。 なお、 の関係が成立し、必ず正の整数となる。 == 漸化式 == オイラー数は次の漸化式を満たす。 この漸化式によって、すべてのオイラー数が整数であることがわかる。 :: この漸化式は偶数項のオイラー数しか与えない。 奇数項のオイラー数は上で説明したように、必ずゼロである。 この漸化式を利用すると、下表のオイラー数が算出される。 この表に示すように、 の上昇に対してオイラー数 の絶対値は非常に速く増加する。その絶対値は次に示す漸近的な性質にしたがう。 :: 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オイラー数」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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