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オイルパステル : ウィキペディア日本語版
オイルパステル

オイルパステル(oil pastel)は、棒状の油性固形描画材の一種である。油性のパステル類または軟質のクレヨン類に分類される。
クレヨンの主原料である着色顔料に加え、液体体質顔料を含むため、軟らかく画面上での盛り上げや伸ばしも可能で、より技法に富む。
== 歴史 ==
日本発祥の描画材であり1925年に「クレパス」(Cray-Pas、サクラクレパス社の商品名)の名で誕生した。これは大正時代に自由画教育運動を推進した山本鼎の要望を契機としたもので、使用は簡便であるが硬く線描以外の発展性に乏しかったクレヨンと、応用性は高いが粉状で定着性のないパステルの長所を併せ持ち、かつ廉価であることを条件として同社の佐々木昌興らによって開発されたものである〔NTTコムウェア 2008.(#参考文献)〕。クレパスの名は画材名のようにも知られるが登録商標であり、他社製品も含める場合、日本では一般名として「パス」も用いられる〔日本工業規格、学習指導要領、その他製品名など。〕。
アメリカでは1940年に社が学童用オイルパステルを製造〔Ellis & Yeh 1997.(#参考文献)〕、ヨーロッパでは1949年にフランスのがとパブロ・ピカソの要望を受けて専門家用オイルパステルの製造を開始する〔The Oil Pastel Society.(#参考文献)〕。この他、現在までに国内外の画材メーカーが様々な製品を製造している。
当初から児童画に盛んに用いられ、特に日本ではその割合が多いが、ヨーロッパでは一般の画家にも比較的使われる〔ターレンスジャパン.(#参考文献)〕。濃密な質感を表現できることから、第二次世界大戦中には洋画家の間で油絵具の代用として使われたこともあるが、その後の定着には至っていない〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オイルパステル」の詳細全文を読む



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