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マルクチヒメジ
マルクチヒメジ(学名:Parupeneus cyclostomus)はヒメジ科に属する海水魚である。インド洋・太平洋の熱帯・亜熱帯域に生息し、岩礁やサンゴ礁などでみられる。最大で全長50cmに達した記録があるが、ふつうみられるのは全長30cmほどの個体である。体色は黄色や青色、紺色など極めて変化に富み、全身が黄色の個体はかつて「オウゴンヒメジ」と呼ばれることもあった。単独で、または群れを形成して行動し、感覚器をもつ長いヒゲを用いながら魚類や甲殻類等を捕食する。観賞魚として飼育されることがある。 == 分類・命名 == スズキ目ヒメジ科のウミヒゴイ属(''Parupeneus'')に属する。現在有効とされている学名は''Parupeneus cyclostomus''であるが、この他にも多くのシノニムが存在する。種小名の''cyclostomus'' はギリシャ語で、「円い口の」という意味である。和名の「マルクチ」も漢字では「円口」で、おそらく獲物を捕食する時に口が円形になることに由来する〔大方洋次「MARINE SCOPE」、『Fish MAGAZINE』2009年1月号、緑書房(東京)、122-123頁、〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マルクチヒメジ」の詳細全文を読む
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