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オウム真理教の食文化 : ウィキペディア日本語版
オウム食[おうむしょく]

オウム食(おうむしょく)では、オウム真理教信者の食文化について解説する。
== 概要 ==
オウム真理教の出家信者は、原則として一日一食(場合によっては二食まで可)の食事であり、肉料理魚料理を排除した食事が供された〔熊本日日新聞社・編『オウム真理教とムラの論理』葦書房 1992年 P.21
のちに文庫化(朝日文庫く13-1 ISBN 4-02-261118-9 1995年 P.22~23)〕。教団では「一日一食は聖者の食事」とされていた。
主食は胚芽米で、おかずは教団内で料理されたダイコンなどの根菜の煮物、さらに豆腐納豆など豆製品やヒジキなどの海藻類が多く出された。こうした料理が一年中ほぼ変わらずに出されていた。後になると、教団特製のイースト菌を使わないパンやラーメンなども登場し、メニューが増した。調理の中で味付けは行われず、希望すれば醤油で個々人が味付けして食べるようになっていたが、この料理を食べること自体が「味への執着を絶つ修行」の一環であったため、しょうゆを使う信者はいなかった。また、提供された食事は全て残さず食べなければならなかった。
牛乳も「殺生」に当たるため禁じられており、代わりに豆乳が出された。「たまにはおいしいものを食べたくないですか」という熊本日日新聞の記者の質問に対して、ある若い男の信者は「禅の坊さんがハンバーグだ、エビフライだと食べますか」と一笑に付したという。
出家信者に供される食事を「供物」といい、食べることを「供養」といった。食事は、教団施設の食堂で提供されたが、麻原彰晃が説教するビデオがスクリーンに映されており、信者たちはその前で黙々と食べなければならなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オウム食」の詳細全文を読む



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