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オオギヤモリ
オオギヤモリ はチビヤモリ科に属するトカゲの一種。主に地中海の島々に生息し、岩の多い環境を好む。 属の現生種は本種のみだが、チェコの中新世前期の地層から化石種 Müller, 2001 が発見されている。 == 形態 == 最大で頭胴長8cmになるが、通常は6cm程度である。頭部は菱形で幅広く、多少扁平である。眼は大きく、瞳孔は縦に切れ込む。かなり太った体型で、脚は体に比べ短い。指先は角張って指下板があり、登攀能力が高い。尾は体と同等の長さがあり、全長は16-20cmになる。失った尾は再生するが、再生尾は元の尾の2.5倍程度の太いものである。皮膚にはわずかな顆粒があるが結節はなく、この点で他の欧州産ヤモリ類と区別できる。体色は変異に富み、黄褐色から灰褐色で、規則的な黄色の模様や斑点、横縞がよく見られる。他のヤモリと同様、暑い時期には明るい体色に、寒い時期には暗い体色に変化する傾向がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オオギヤモリ」の詳細全文を読む
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