|
オオスカシバ(大透翅、学名:)は、チョウ目スズメガ科の昆虫。ガの一種。和名のとおり、翅が透明なガで、夏の日中によく活動する。スカシバという名がついているが、スカシバガの仲間ではない。 == 形態 == 成虫の前翅長は3 cmほど。体の背中側は黄緑色で、腹側は白い。腹部の中ほどに赤い横帯模様があり、その前後に黒い帯模様もある。また、腹部先端の左右には黒い毛の束がある。 和名のとおり翅は透明で、鱗粉がなく、黒い翅脈が走るのが大きな特徴である。羽化した直後には灰白色の鱗粉が翅をおおっているが、羽ばたくと鱗粉がすぐに脱落し、透明な翅になってしまう。この翅の表面には顕微鏡的な微細な顆粒が密生しており、光学的な効果によって、通常のチョウやガの鱗粉を除いた翅よりも、透明度を増していることが知られている。翅脈は枝分かれせず、根もとから後方に緩い曲線を描きながら伸びる。 幼虫は黄緑色か褐色で、尾に1本の角をもつ。 ファイル:Cephonodes hylas side 2011-11-06.jpg|片側の触角が欠落したオス(小牧市ふれあいの森) ファイル:Cephonodes hylas (Bee hawkmoth) on Catunaregam spinosa W IMG 9509.jpg|幼虫 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オオスカシバ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cephonodes hylas 」があります。 スポンサード リンク
|