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オオマルバノホロシ
オオマルバノホロシ(学名:''Solanum megacarpum'' )は、ナス科ナス属の多年草〔『日本の野生植物草本III合弁花類』p.95〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.664〕〔『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.409〕。 ==特徴== 地下に匍匐する根茎があり、そこから長い茎を伸ばす。茎はやわらかく、表面は褐色で、少し毛があるか無毛で、断面は円く、枝はややつる性となる。葉は互生し、長さ1.5-2.5cmになる葉柄があり、葉身は卵形から狭卵形で、長さ4-9cm、幅2-4cmになる。葉先は短くとがり、縁は全縁、基部は円形で、葉はほとんど無毛であるが、葉柄、葉の縁、葉脈上に短毛が生える〔〔〔。 花期は8-9月。茎の途中からまばらに分枝する、葉より長い集散花序をつけ、青紫色の花を数個-10個つける。萼は皿形で、先は5裂する。花冠は5深裂し、開くと径1-1.5cmになり、各裂片の先はとがり、基部付近で背面に反り返る。花冠裂片の基部、花喉部に緑色の斑紋がある。雄蕊は黄色で5個あり、花の中心部に集まって直立し、葯は長さ5mmの細長いとがった槍状で、その先端が小さく開いて花粉を散らす。子房は2室からなり、花柱は糸状。果実は長さ12-15mmになる楕円形の液果で先がややとがり、秋に赤色に熟す〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オオマルバノホロシ」の詳細全文を読む
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