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オオメマトウダイ科[おおめまとうだいか]
オオメマトウダイ科(学名:)は、マトウダイ目に所属する魚類の分類群の一つ。オオメマトウダイなど深海で生活する底生魚を中心に、4属約10種が記載される〔『Fishes of the World Fourth Edition』 pp.305-306〕。科名の由来は、ギリシア語の「oreos(山)」と「soma(体)」から〔。 == 分布・生態 == オオメマトウダイ科の魚類はすべて海水魚で、大西洋・インド洋・太平洋から南極海まで、世界中の海に幅広く分布する〔。とりわけ、南アフリカ沖およびオーストラリア南部の海域における報告が多い〔。一部の種類は底引き網などで漁獲され、食用魚として利用される〔。 本科は海底付近を遊泳して生活する、底生性魚類を主に含むグループである〔。ほとんどの種類は200m以深に分布する深海魚であり、水深400-1,800mにかけての大陸斜面を主な生息範囲としている〔〔。食性は肉食性で、他の魚類や甲殻類に加え、''Pseudocyttus'' 属の1種(''P. maculatus'')のようにサルパ類を主食とするものも知られている〔。卵は浮性卵で、仔魚および稚魚は表層での浮遊生活を経た後に底部に移行する〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オオメマトウダイ科」の詳細全文を読む
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