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オオワライタケ(大笑茸、''Gymnopilus junonius'')はハラタケ目フウセンタケ科チャツムタケ属の毒キノコ。従来の学名は''G. spectabilis''だったが、現在はシノニムとなっている。 == 概要 == 傘の径は5-15cm、柄は5-15cm、太さは6-30mmほどで、傘は半球形ないしはまんじゅう形から平らに開き、黄金色ないしは黄色、褐色、褐色系黄色であり、ひだは黄色から後に錆色となる。肉は淡黄色で繊維質。柄の上部にはつばがある。秋にシイ、コナラなどの枯れ木に密生するように生える。 似た名前のキノコにワライタケがあるが、分類学的に近縁なわけではない。 日本のみならず全世界に広く自生する。傘径5-15cm、柄の長さ5-15cm。8~11月、広葉樹、まれに針葉樹に発生。木の生死は関係ない。やや稀に傘径20cm以上の巨大な物が発見されることがあり、ニュースなどで取り上げられることもある。 全体的に黄色みがかった褐色でおいしそうに見えるが、肉は汗臭いような不快な臭気を持ち、味は強烈に苦い。食用のコガネタケ(''Phaeolepiota aurea'')と間違えられる事があるが、コガネタケは苦くなく、地上に生えることから区別できる。 同属にはチャツムタケ(''G.liquiritiae'')、ミドリスギタケ(''G. aeruginosus'')などがあり、オオワライタケ同様に苦みを持つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オオワライタケ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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