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スパティフィラム属(-ぞく、学名''Spathiphyllum'')は、サトイモ科の属の一つ。30種程度が知られる。 分布は中央アメリカや南アメリカの熱帯域が中心だが、東南アジアにもいくらかの種が成育する。主に森林の湿地に自生する。 葉はササのような形で深緑色をしている。花穂には周囲を取り囲む仏炎苞がある。葉、花、仏炎苞の色が鮮やかで、多くが観葉植物や切花用に栽培される。 栽培に際しては株分けや実生によって増やす。やや乾燥に弱く、特に小さな株は水分が少なくなると葉がしおれる。この場合はすぐに水を与えると数時間で元に戻る。 日照不足には強いが、花を多く咲かせるには肥料と光を与える必要がある。また日陰から急に日向に移すと葉焼けを起こしやすい。 ==主な種== *オオササウチワ ''S. cannifolium'' - 仏炎苞は白 *ニオイササウチワ ''S. cochlearispathum'' - 仏炎苞は明るい緑 *オカメウチワ ''S. floribundum'' - 仏炎苞は白 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スパティフィラム属」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Spathiphyllum 」があります。 スポンサード リンク
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