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オクシリンコス
オクシリンコス(Oxyrhynchus、、古代エジプト語: Pr-Medjed、コプト語: Pemdje、アラビア語: el-Bahnasa)は、カイロから南南西に160kmのあたりにある上エジプトの都市で、ミニヤー県に属する。遺跡の名前でもあり、エジプトで最も重要な遺跡の1つと言われている。20世紀にはオクシリンコスで継続的な発掘調査が行われ、プトレマイオス朝からローマ属州時代のパピルスが大量に見つかっている。オクシリンコスで見つかった文書の中には、メナンドロスの戯曲、「トマスによる福音書」の断片、初期のキリスト教徒に関する文書などがある。 == 地名の由来 == この町の名はナイル川に生息する魚類の一種に因んだもので、オシリスの陰茎を食べたということでエジプト神話にも登場する魚である。ただし、その魚が具体的にどの種なのかはわかっていない。可能性として指摘されているのはモルミルス科の魚で、中程度の大きさの淡水魚でありエジプトの美術品にもよく描かれている。モルミルス科の一部の種は鼻のような下に垂れ下がった口を特徴とし、エレファントノーズフィッシュと呼ばれている。オクシリンコスで見つかった神聖な魚の像は、エレファントノーズフィッシュの特徴を示しているといわれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オクシリンコス」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Oxyrhynchus 」があります。
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