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オグズ(Oghuz)は、かつて中央アジアの北部に存在したテュルク系遊牧民族。10世紀以降になると南下してトゥルクマーン(「テュルクに似たもの」の意〔カーシュガリー『テュルク諸語集成』〕)という名で呼ばれるようになり、その一部はセルジューク朝などのイスラーム王朝を建てた。 ==名称== オグズを表す用語は史料によって異なり、中には微妙な差異もある。 グッズ(Ghuzz)、グオッズ(Guozz)、クズ(Kuz)、オグズ(Oguz、Oğuz)、オクズ(Okuz)、オウフォイ(Oufoi)、オウズ(Ouz)、オウゾイ(Ouzoi)、トルク(Torks)、トゥルクマーン(Turkmen)、ウグズ(Uguz、Uğuz)、ウズ(Uz) このうちのトゥルクマーンはムスリムとなってセルジューク勢力に従う者たちに対して使われ、グッズは非ムスリム・非セルジューク家を表す傾向にある〔永田 2002,p81〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オグズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Oghuz Turks 」があります。 スポンサード リンク
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