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オゴウェ川(オゴウェかわ、)は、ガボンの川。全長1,200km。ガボンでもっとも長い河川であり、ガボン国内の大半を流域とする。また、コンゴ共和国、カメルーン、赤道ギニアにも一部流域が広がっている。 オゴウェ川はバテケ高原の北西にあるコンゴ共和国のケングエ近くを水源とし、ボウマンゴの近くでガボン領内に入る。マウロンゴの近くにはポウバラ滝がある。ラストゥールビルからンジョレまでの区間は急流が多く、船舶の航行ができない。ンジョレからは西に流れ、ランバレネからは広大なデルタ地帯を形成して、ポールジャンティの南でギニア湾に注ぐ。デルタ地帯は縦横ともに100kmに及ぶ。 オゴウェ川流域の223,856km²のうち、73%にあたる173,000km²はガボン領内である。流域の多くは熱帯雨林であり、一部には草原が広がっている。川にはナイルワニをはじめとする多様な生物が生息している。中流域に広がるロペ=オカンダは特に自然が保存されており、2007年には複合遺産として世界遺産に登録された。 オゴウェ川は海からンジョレまでは航行可能であり、水運を利用して河口のポールジャンティまで木材が輸送されている。流域の人口密度は1km²あたり4人と少ないが、河口近くのガボン最大の港ポールジャンティをはじめ、ランバレネやモアンダ、フランスヴィルなどの町が点在している。 1895年この川を探検した初の女性となるがカヌーで遡上した。 == 外部リンク == *Bas Ogooue | Ramsar 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オゴウェ川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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