|
オサシダ ''Blechnum amabile'' Makino は、シシガシラ科のシダの一つ。シシガシラに似た葉を持つが、普通は葉を密生しない。 == 特徴 == 常緑性の多年生草本〔以下、主として岩槻編(1992),p.155〕。根茎は匍匐して、葉をまばらに着けるが、根茎の長さが詰まって葉を束のように出す例もある。根茎の鱗片は褐色で膜質、卵状披針形から広披針形で長さ]2-7mm、縁は鋸歯がない。 葉には二形があり、いずれも単羽状複葉。栄養葉では葉柄部は短くて長さ2-10cm、ほとんど基部までごく小さくなった羽片が並ぶ。葉身の部分は披針形で先端部のみが尾状に伸び、長さ20cm、幅5cmほど。胞子葉では葉柄はより長くて3-12cmで淡い褐色だが紅紫色を帯びる。葉身は栄養葉より細長く狭披針形で長さはやはり20cm程度だが幅は3cmほど。羽片の中肋は表で溝とならず、裏でも隆起せず、両面共に目立たない。 File:Blechnum amabile osasd11.jpg|岩に生えた群落 File:Blechnum amabile osasd13.jpg|胞子葉の裏面を示す File:Blechnum amabile osasd14.jpg|胞子嚢群の様子 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オサシダ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|