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オスティエンセ街道[おすてぃえんせかいどう] オスティエンセ街道(Via Ostiensis、)は古代ローマの重要なローマ街道の1つ。ローマから西に30kmの重要な海港 Ostia Antica(オスティア)までの街道である。フォルム・ボアリウムの近くを起点とし、アヴェンティーノとテヴェレ川の間を抜け、テヴェレ側左岸(東側)を進み、セルウィウス城壁のトリゲミナ門を通って、ローマを離れる。後にアウレリアヌス城壁ができると、サン・パオロ門を通って市内から出て行くようになった。ローマ帝国後期には経済危機によって貿易が衰退し、同時に商港としてのオスティアも衰退した。 コンスタンティヌス1世の時代以降 Via Portuensis の重要性が増し、逆にオスティエンセ街道はさびれていった。オスティエンセ街道とほぼ同じ経路の道が今もローマとオスティアを結んでおり、マーレ通り (Via del Mare) とも呼ばれている。この道のそばにサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂のバシリカがある。 == ローマ橋 == この街道沿いには、Ponte presso Tor di Valle というローマ橋が残っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オスティエンセ街道」の詳細全文を読む
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