翻訳と辞書 |
オゼッラ・FA1E[おぜっらえふえい1いー]
オゼッラ・FA1E (Osella FA1E) はオゼッラ・スクアドラ・コルセがのF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。デザイナーはトニー・サウスゲイト。 FA1Eはアルファロメオ製エンジンを搭載した初の車であり、技術的に問題があり、信頼性に欠ける車であった。完走したのは3度のみで、いずれもポイント圏外であった。グスタフ・ブルナーはFA1Eを1983年シーズンにおける最悪の車だと評した〔''Motorsport aktuell.'' Heft 29, 1984.〕。 ==背景== アルファロメオ製エンジンを使用するという決定は、従来のコスワースDFVエンジンはもはやフェラーリ、ホンダ、TAG-ポルシェのターボエンジンと競合できなかったことから実現した。コスワースは1983年中頃から新型のより強力なバージョンであるDFYを提供していたが、DFVより20馬力から30馬力ほどしか上回ることができず、しかも開発コストを負担した一部のチームにしか提供されなかった。オゼッラはそれらの中に含まれなかった〔Cimarosti: ''Das Jahrhundert des Rennsports.'' 1997, S. 327. DFYエンジンは1983年中盤からマクラーレン、ティレル、ウィリアムズによって使用された。〕。オゼッラはアルファロメオから旧型の自然吸気エンジンを受け取った。これを搭載したFA1Eは過渡的なモデルであり、ターボエンジン搭載のFA1Fが投入されるまでの場つなぎ的役割を果たした。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オゼッラ・FA1E」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|