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オゼッラ・FA1F[おぜっらえふえい1えふ]
オゼッラ・FA1F (Osella FA1F) はオゼッラ・スクアドラ・コルセが、、のF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。デザイナーはトニー・サウスゲイト。5名のドライバーにより31戦に出走した。FA1Fはオゼッラにとって初のターボ車であった。また、それまでのオゼッラのマシンとは類似点を持たなかった。事実上、アルファロメオ・183Tを改修した物であり、以降のオゼッラのターボ車の基礎となった。FA1Fは5位に2回入賞し、ポイントを獲得した最後のオゼッラのマシンとなった。 ==背景== 1977年に初めて登場したターボエンジンは、根本的な信頼性の問題を徐々に克服し、1983年にはグランプリを支配するに至った。この年は15戦の内12勝がターボ車による物であった。ルノー(1977年)、フェラーリ(1981年)、ブラバム(1982年)、アルファロメオ、マクラーレン、ウィリアムズ(1983年)と、主要チームのほとんどがターボエンジンを採用していた。1984年にはシーズンが始まると小チームの大半がターボエンジンにチェンジした。彼らの多くはカスタマーエンジンを使用した〔アロウズはBMWエンジンを使用、リジェはルノーエンジンを使用した。〕。 オゼッラもまた1983年、カスタマーエンジンを獲得する。彼らはアルファロメオを選択した。1983年の夏、12気筒の自然吸気エンジンの供給を受けたが、これはアルファロメオが独自のターボエンジンを採用した後に開発停止した時代遅れの物であった。1984年にオゼッラはアルファロメオのターボエンジンを獲得、1988年まで使用することとなる。加えてアルファロメオはシャシーと車体の分野でも技術支援を提供した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オゼッラ・FA1F」の詳細全文を読む
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