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オゼッラ・FA1H[おぜっらえふえい1えいち]
オゼッラ・FA1H (Osella FA1H) はオゼッラ・スクアドラ・コルセがのF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。デザイナーはジュゼッペ・ペトロッタ。FA1HはFA1Gの発展型で、元をたどれば1983年のアルファロメオ・183Tが原型である。FA1Hは出走2戦目で大破し、修理されなかった。後継はFA1Iで、FA1Hの主要な特徴を引き継いだが、投入されたのはであった。 ==背景== FA1Hの開発は1985年12月に始まった。エンツォ・オゼッラは1986年シーズン、時代遅れのアルファロメオ製8気筒エンジンに替えて新しく競争力のあるエンジンを入手しようと努力していた。オゼッラはモトーリ・モデルニと、彼らがカルロ・キティのミナルディ用に開発していた6気筒ターボエンジンを購入するため交渉を行った。FA1Hは当初そのエンジンを搭載するように設計された〔Hodges: ''Rennwagen von A–Z nach 1945.'' 1994, S. 206.〕。最終的にこの交渉は実現せず、オゼッラはアルファエンジンを使わざるを得なかった。モトーリ・モデルニとの交渉の失敗により、FA1Hをアルファ製エンジンにフィットさせるための調整時間が必要となり、新車の開発は遅れることとなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オゼッラ・FA1H」の詳細全文を読む
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