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オーデル川（, ）は、中央ヨーロッパを流れる河川である。チェコ共和国北東部のズデーテン山脈に源流を発し、ポーランド国内のシレジア（シロンスク）を北西に向けて流れ、ポーランドとドイツの国境（オーデル・ナイセ線）沿いの延長187kmを北に向かう。ナイセ川・ヴァルタ川などの支流を合わせた後、ポメラニア（ポモージェ）に入りシュチェチンの北にある潟湖（シュチェチン湾）へ注ぎ、そこから3つの川（あるいは海峡）に分かれてバルト海に注ぐ。 全長は854.3km、流域面積は11万8,861平方kmにおよぶ。水位の変動が激しいことで有名である。 オーデル川とはドイツ語に由来のする呼称で、ポーランドではオードラ川と呼ばれている。また現代ドイツ語発音〔 (〕に基づきオーダー川とも表記される。 中流にはヴロツワフ（独：ブレスラウ）、下流にはシュチェチン（独：シュテティーン）などの都市がある。運河でヴィスワ川と結ばれており、シロンスクの重工業地域とポーランドの中央部が水運で繋がれている。ポーランドの生命線の役割を果たす川である。 1945年のポツダム会談により、ドイツ・ポーランドの暫定的な国境として設定されていたが、1990年11月のドイツ・ポーランド国境条約により正式な国境となっている。 == 名称 == オーデル川は言語により様々な名で呼ばれる。ドイツ語と英語ではオーダー Oder, ロシア語・チェコ語・スロヴァキア語・ポーランド語ではオードラ ・Odra, ハンガリー語ではオデラ Odera, 古典ラテン語ではヴィアドルス Viadrus あるいはヴィアドゥア Viadua, 中世ラテン語ではオッデラ Od(d)era となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「オーデル川」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Oder 」があります。 スポンサード リンク
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