翻訳と辞書
Words near each other
・ オナシス
・ オナジソラノシタ
・ オナジマイマイ
・ オナジミチ
・ オナジャー
・ オナッターズ
・ オナトラ
・ オナトラ船
・ オナドル
・ オナニ
オナニスト
・ オナニー
・ オナニー(自慰)
・ オナニーカップ
・ オナニークラブ
・ オナニーマシーン
・ オナベ
・ オナペッツ
・ オナペット
・ オナホ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

オナニスト : ウィキペディア日本語版
オナニー

オナニー(おなにー、/Onanie、英称:マスターベーション () )は、性交ではなく、自分の手や器具などを用いて自らの性器を刺激し、性的快感を得る行為。自慰ともいう。
== 呼称 ==
日本の中世では「せつり」といったが、また『宇治拾遺物語』に「かはつるみ」とあり、この「かはつるみ」は「皮とつるむ(接交する)」の謂とされる〔中島悦次校注『宇治拾遺物語』、角川文庫、昭和35年。〕。更に平安時代初めの編纂と見られる「神楽歌」には「肱挙(かひなげ)」という語彙もある。
近世以来男性のオナニーを「せんずり」とも「へんずり」といい、江戸時代の川柳に「千摺りは隅田の川の渡し銛 竿を握いて川をアチコチ〔「せんずりは浅瀬の川の渡し守 竿をにぎってかはをあちこち」の句もある。〕」とある。また、「せんずりは日本一の富士の山 かいてみるよりするが一番(甲斐で見るより駿河一番)」の句もある。
日本では男女のオナニーは「手淫」、「自涜」とも言い、手淫は幕末〔緒方洪庵が訳した『扶氏経験遺訓』が初出(赤川学 『明治の「性典」を作った男 謎の医学者・千葉繁を追う』 筑摩書房〈筑摩選書99〉、2014年9月、pp.31-32)。〕、自涜は明治初期に考案された呼称である。「自涜」は、自らを穢すという意であり、「手淫」にもオナニーを忌むべきものとする考えが背景にある。この時代には、オナニーは悪であるというのが一般通念であり、この2つの呼称の悪いイメージを払拭するために小倉清三郎1922年に考案した呼称が、自らを慰めるという意の「自慰」である。尚、「手淫」という言葉には、広義に手を使って性的刺激を与える〔快楽神経が興奮し、陶酔状態に陥る=淫ら〕行為全般を指し、相手の性器を手で刺激することや相互自慰〔互いの性器を刺激しあうこと〕も含んでいる。また、「セルフプレジャー」は猥褻でない保健用語として使用が進められるが普及は進んでいない。
中学生から20歳代頃までの若年男子を中心にスラングとして「オナる」「マス(を)掻く」「抜く」「シコる」「ひとりエッチ」〔一人で行うことから、「ふたりエッチ」の逆説語〕などと表現する場合もある〔現代用語の基礎知識イミダス若者用語・風俗(下ネタ)分野記事〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オナニー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Masturbation 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.