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オフ・ザ・ボール
オフ・ザ・ボール () とは、主にサッカーで、プレーヤーがボールを持っていないか、ボールに密接に関与していない局面を指して使われる。これに対し、ボールを持っているか、ボールに密接に関与している局面をオン・ザ・ボール () という。 そして、オフ・ザ・ボールの局面でのプレーヤーの動きをオフ・ザ・ボールの動き () という。攻撃時にはオフ・ザ・ボールの段階で良い準備をしておくことで、オン・ザ・ボールの時、すなわちボールを受けたときに、良い体勢で(グッド・ボディシェイプ)で視野を確保し、余裕を持ってプレーすることが可能となる。 とはいえ、いくらオフ・ザ・ボールに優れていようとも、オン・ザ・ボールで有効なプレーができない選手は評価されない。正確にミスなくボールをコントロールし、パス、ドリブルなどプレー内容を適切に判断・選択し、シュートやラストパスなど決定的なチャンスに参与する、このオン・ザ・ボールでどれだけ有効な仕事ができるかが最も重要である。その準備段階がオフ・ザ・ボールの動きなのである。 ==オフ・ザ・ボールの動き== スペースを作る、或いはスペースを使うためのフリーランニングが主なものである。フリーランニングを行ってもスタミナを消耗するだけで無駄に終わることもある。それを無駄走りと言う場合もあるが、オフ・ザ・ボールのランニングを示す「無駄走り」の場合は、身を挺して走るという肯定的な意味合いでも使われる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オフ・ザ・ボール」の詳細全文を読む
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