翻訳と辞書
Words near each other
・ オペラ=バレ
・ オペラ=ブッフ
・ オペリジン
・ オペリジン注射液
・ オペル
・ オペル (曖昧さ回避)
・ オペル RAK
・ オペル ブランデンブルク工場
・ オペルブリッツ
・ オペルン
オペルン公国
・ オペル・GT
・ オペル・アギーラ
・ オペル・アジラ
・ オペル・アスコナ
・ オペル・アストラ
・ オペル・アダム
・ オペル・アリーナ
・ オペル・アンタラ
・ オペル・アンペラ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

オペルン公国 : ウィキペディア日本語版
オポーレ公国[おぽーれこうこく]

オポーレ公国またはオペルン公国ポーランド語:Księstwo opolskie;チェコ語:Opolské knížectví;ドイツ語:Herzogtum Oppeln)は、シロンスク公国群に属する公国の一つ、首都はオポーレ
公国は1172年ボレスワフ1世の長男ヤロスワフの領国として分離独立した。ヤロスワフの死後、1201年から1202年までの短い間はヴロツワフ公国に併合されていたが、1202年にヤロスワフの叔父ミェシュコ1世が自分の領するラチブシュ公国へと取り込み、オポーレ=ラチブシュ公国を形成した。1290年、オポーレ=ラチブシュがヴワディスワフ・オポルスキの4人の息子達の間で分割相続されると、ラチブシュ公国から分離した単独のオポーレ公国が成立したが、この2国の領土の一部からチェシン公国ビトム公国が新たに分立した。
1327年、公国はボヘミア王冠領の封土(レーエン)となった。公国はこの後、繰り返し起きる領土的変化によって不安定な状態が続き、15世紀半ばに至るまで徐々にその版図は縮小していった。しかし15世紀後半には再び拡張を始め、1511年にはオポーレ=ラチブシュ公国が再形成されることになった。1532年ピャスト家最後の統治者ヤン2世が死ぬと、公国は完全にボヘミアの主権下に入った。オポーレ=ラチブシュ公国の支配者はホーエンツォレルン家ハプスブルク家ヴァザ家など目まぐるしく変わっていった。オポーレ=ラチブシュ公国は1742年、最終的にプロイセン王国によって併合され、消滅した。
== オポーレ公 ==

;シロンスク・ピャスト家
* 1177年-1195年 ボレスワフ1世ヴィソキ
* 1195年-1201年 ヤロスワフ
* 1201年-1202年 ヘンリク1世
* 1202年-1211年 ミェシュコ1世プロントノギ
* 1211年-1230年 カジミェシュ1世
* 1230年-1246年 ミェシュコ2世
* 1246年-1281年 ヴワディスワフ・オポルスキ
* 1281年-1313年 ボルコ1世
* 1313年-1316年 ボレスワフ・ピェルヴォロドヌィボルコ2世およびアルベルトによる共同統治
* 1316年-1356年 ボルコ2世
* 1356年-1367年 ヴワディスワフ・オポルチクボルコ2世による共同統治
* 1367年-1401年 ヴワディスワフ・オポルチク
* 1401年-1437年 ボルコ4世
* 1437年-1439年 ミコワイ1世ヤン1世による共同統治
* 1439年-1476年 ミコワイ1世
* 1476年-1497年 ヤン2世ミコワイ2世による共同統治
* 1497年-1532年 ヤン2世
;ブランデンブルク=アンスバッハ家など
* 1532年-1543年 ブランデンブルク=アンスバッハ辺境伯ゲオルク
* 1543年-1549年 ブランデンブルク=アンスバッハ辺境伯ゲオルク・フリードリヒ
* 1549年-1551年 ボヘミア王フェルディナント1世
* 1551年-1556年 イザベラ・ヤギェロンカサポヤイ・ヤーノシュ・ジグモンドによる共同統治
* 1556年-1558年 ブランデンブルク=アンスバッハ辺境伯ゲオルク・フリードリヒ
1558年よりハプスブルク家がボヘミア王として領有し、一時的に他家門の出身者が公として統治
;トランシルヴァニア公
* 1597年-1598年 バートリ・ジグモンド
* 1622年-1625年 ベトレン・ガーボル
;ヴァザ家
* 1645年-1648年 ポーランド王ヴワディスワフ4世
* 1648年-1655年 カロル・フェルディナント・ヴァザ
* 1655年-1666年 ポーランド王ヤン2世カジミェシュ
;ハプスブルク家
* 1666年-1742年 ハプスブルク家がボヘミア王として領有




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オポーレ公国」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Duchy of Opole 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.