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オペル・コモドーレ
コモド-レ(''Commodore'' )は ドイツの自動車メーカー、オペルが1967年から1982年まで生産した中型乗用車で、レコルトの6気筒版である。日本にも1970年代前半まで当時の輸入総代理店、東邦モーターズによって輸入されたが、その当時はオペル・カマドールと呼称された。コモドーレCはオーストラリアでホールデン・コモドアとして生産され、ホールデンの主力車種に成長した。 == コモドーレA(1967-1971年) ==
レコルトCの6気筒モデルが1967年に独立。当初のエンジンは2200cc95馬力と2500cc120馬力であったが、間もなくツインキャブ2500cc130馬力の「GS」が追加され、スポーティーなイメージを前面に出す販売戦略を取り始める。ボディは4ドアセダンと2ドアクーペの2種類であった。1969年モデルでは2200ccは廃止、2500ccは6ベアリング化で120馬力に強化、オートマチックの3速化、ガソリンタンク容量の70Lへの拡大(それまではレコルトCと同じ55L)、サイドブレーキ位置をダッシュ下のステッキ型からフロアトンネル上のレバー式に変更するなど、ヨーロッパの高速車にふさわしい改良が施された。 1970年3月には「GS/E」が追加された。ボッシュ製D-ジェトロニック燃料噴射で150馬力に強化されたエンジンで最高速197km/hをマークする高性能車となり、オペルのモータスポーツ部門・シュタインメッツによってチューンされ、WRCのグループ2やツーリングカーレースでも活躍した。1970年4月には2800cc145馬力の「GS 2800」も登場した。Aシリーズの生産台数は156330台で、内2574台がGS系であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オペル・コモドーレ」の詳細全文を読む
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