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オマール・ボンゴ : ウィキペディア日本語版
オマール・ボンゴ・オンディンバ

エル・ハジ・オマール・ボンゴ・オンディンバ(,1935年12月30日 - 2009年6月8日)は、ガボンの政治家、軍人。ガボン民主党党首、大統領(2代)を歴任した。
== 生涯 ==

1967年12月に前任者のレオン・ムバが死去したことにより、副大統領から昇格して大統領に就任して以来、2009年6月の死去まで、40年以上政権を維持した。
1959年2月の首相就任以来キューバの最高指導者だったフィデル・カストロ国家評議会議長が2008年2月に議長職を退いたため、以降は死去まで大統領や首相といった国家の公職についている世界の政治権力者(君主は除く)として最も長く政権を維持している人物であった。
世界各国の汚職を監視するNGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」()のフランス支部とNGO「シェルパ」()、ガボンの市民団体は、赤道ギニアコンゴ共和国の大統領と共に、ボンゴを「フランスでの資産購入にあたり公金を不正に流用し、マネーロンダリングを行った」として告発した。
トランスペアレンシー・インターナショナルは、2007年3月と2008年7月にも、ボンゴに対し同様の訴えを起こし、告発後は大統領支持派らが、トランスペアレンシー・インターナショナルに対して大規模な抗議活動を展開した。パリ検察当局の指示で警察が数か月の予備調査を行った後、いずれの訴えも証拠不十分で棄却されている。
元はキリスト教徒であり、アルベール=ベルナール・ボンゴ()という名前だったが、1973年9月イスラームに改宗し、エル・ハジ・オマル・ボンゴに改名した。2003年に父親の名前を姓に付する法律が発効したのに伴い、エル・ハジ・オマル・ボンゴ・オンディンバとなった。
三番目の夫人のエディット=リュシーはコンゴ共和国ドニ・サスヌゲソ大統領の娘、息子のアリー・ボンゴ・オンディンバ(母は前妻のジョゼフィーヌ)は現大統領である。
2009年6月8日、外遊先のスペインにて死去。。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オマール・ボンゴ・オンディンバ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Omar Bongo 」があります。



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