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オメガ粒子(おめが(Ω)りゅうし)とは、素粒子物理学においてバリオンに分類されるハドロンの一種である。3つのクォークによって構成される複合粒子である。オメガ(ω)中間子とは異なる。 == 概要 == 最初に見つかったオメガ粒子は、3つのストレンジクォークでできたΩ-で、1964年に発見された〔 〕。これはその存在、質量、崩壊生成物が既に予測されてのみ発見されるものだったので、この発見によりクォークの研究が大きく進んだ。Ω-の他に、1つのストレンジクォークがチャームクォークに置き換わったΩcが発見された。Ω-は比較的長い半減期を持ち、弱い相互作用でのみ崩壊する〔 〕。未発見のバリオンのスピン(J)とパリティ(P)はクォークモデルにより予測される〔 〕。 オメガ粒子はアップクォークもダウンクォークも持たないため、アイソスピンは0である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オメガ粒子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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