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オモリカトウヒ : ウィキペディア日本語版
オモリカトウヒ

オモリカトウヒ(学名''Picea omorika'')は、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹。英名 Serbian spruce; omorikaなど。
== 自生地 ==
ボスニア共和国とセルビア共和国といった南東部のヨーロッパに自生する。ボスニア・ヘルツェゴビナでは、スルプスカ共和国ヴィシェグラード近郊のドリナ川谷に群生している。セルビア共和国では西部に群生するが、双方合わせて60ha程度の面積の領域でしか観察されていない。群生地の標高は800-1200mの標高となっている。「オモリカ」という名称は、単純にセルビア語で「セルビアスプルース」という意味の「смрча」という語の読みに由来している。1875年、セルビアの植物学者Josif Pančič(ヨシフ・パンチッチ)によりタラ山のZaovineの村の近くで発見された〔Farjon, A. (1990). ''Pinaceae. Drawings and Descriptions of the Genera''. Koeltz Scientific Books ISBN 3-87429-298-3.〕〔Rushforth, K. (1987). ''Conifers''. Helm ISBN 0-7470-2801-X.〕〔Rushforth, K. (1999). ''Trees of Britain and Europe''. Collins ISBN 0-00-220013-9.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オモリカトウヒ」の詳細全文を読む



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