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イチゴ(苺、''Fragaria'')はバラ科の多年草。食用として供されている部分は花托(花床ともいう)であり果実ではない。イチゴにとっての果実は一見して種子に見える一粒一粒であり、正確には痩果という。 甘みがあるため果物として位置づけられることが多いが、草本性の植物であるので野菜として扱われることもある。 本項では主に、最も一般的な栽培種であるオランダイチゴ(''Fragaria'' ×''ananassa'' ex )について解説する。 == 範囲 == 狭義には、オランダイチゴ属の栽培種オランダイチゴ(学名、''Fragaria'' ×''ananassa'' Duchesne ex Rozier) を意味する。イチゴとして流通しているものは、ほぼ全てオランダイチゴである。 広義にはオランダイチゴ属 (''Fragaria'') 全体を指す。英語圏でのストロベリーはこの範囲である。 さらに広義には、同じバラ亜科で似た実をつける、キイチゴ属 (''Rubus'') やヘビイチゴ属 (''Duchesnea'') を含める。これらを、ノイチゴ、と総称することもある。オランダイチゴ属の二倍体の種にも、この総称に含まれているものがある。 中国語では、オランダイチゴ属は「草莓 」、ヘビイチゴ属は「蛇莓 」、キイチゴ属は「懸鈎子 」または「覆盆子 」と呼び分けているが、日本語では混同して「覆盆子」を熟字訓でイチゴと読む場合がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イチゴ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Strawberry 」があります。 スポンサード リンク
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