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オリエンス道[おりえんすどう] オリエンス道(オリエンスどう、古典ラテン語:, )は、帝政後期のローマ帝国を四分した道(行政区)のひとつである。東ローマ帝国の大半を占め、その中枢はコンスタンティノープルに置かれた。オリエンス道長官は東ローマ帝国において、実質的には第1の腹心として皇帝に次ぐ権力者であった。 == 構造 == オリエンス道は、337年のコンスタンティヌス1世の死後に確立された。ローマ帝国は彼の息子たちの間で分割され、コンスタンティウス2世は補佐官としてのプラエフェクトゥス・プラエトリオとともにオリエンス道の統治権を受け継いだ。コンスタンティウスに割り当てられた領域は4つ(後に5つ)の管区を含んでおり、管区はそれぞれ複数の属州で構成されていた。オリエンス道の権限は、トラキア管区に含まれるバルカン半島東部から、アシア管区・ポントゥス管区に含まれるアナトリア半島、そしてオリエンス管区・アエギュプトゥス管区に含まれる中東にまで及んだ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オリエンス道」の詳細全文を読む
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