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オリエント時計 : ウィキペディア日本語版
オリエント時計[おりえんとどけい]
オリエント時計株式会社(オリエントどけい〔東洋経済新報社『会社四季報 未上場会社版 2007年下期』には「オリエントどけい」と記載されている。一方、日本経済新聞社『会社総鑑 2005年版 上巻 未上場会社版』 ISBN 978-4-532-21065-6 などには「おりえんととけい」と記載されている。〕)は、東京都千代田区外神田に本社をおく日本の企業。セイコーエプソン株式会社の子会社である。連結事業として
*腕時計の製造、販売
*プリンタ部品、水晶振動子携帯電話などの機器向け)の加工、組立、販売
*シリコンウェハーの加工
を行っている。
== 概要 ==
かつてはウォッチ専業メーカーであったが、プリンタ事業や電子機器事業に進出し、2008年3月期には連結売上高の7割近くが時計以外の事業によるものとなっている。
ウォッチの分野では、機械式腕時計が全盛だった1970年代前半まで、独特のセンスによる極端に個性的で強烈なデザイン〔森年樹『国産腕時計(11) オリエント』トンボ出版、1999年、25頁より。機械式腕時計のムーブメントで(本来は軸受として)使われる宝石個数が時計のグレード評価目安になっていた1960年代、実用上20石台で十分なところ、装飾以外の意味がない石まで大量に埋め込んだ「100石」「64石」という相当に異様な仕様の高級腕時計「グランプリ」を送り出した(当時のセイコー、シチズンでも最多で39石程度だった)。〕〔1960年代後期に発売されたダイバーズウォッチ「キングダイバー1000」は1000m防水を称した製品だが、ケースこそ二重構造であるものの、通常の大深度用防水腕時計に使われているねじ込み式竜頭を採用しておらず、実際に1000m防水の性能があったのか疑問視されている。〕〔アナログ腕時計のダイヤル面に1ヶ月分の日付表を印字し、窓開けした曜日パネルを回転させることで簡易に万年カレンダーとして機能させるモデル(通称「万カレ」)は、古くから2014年時点に至るまで同社の代表的な名物シリーズである(ダイヤル面のデザインは良くも悪くもきわめてアンバランスなものとなる。他メーカーで真似する事例はほとんどない)。以上のように、あまりに個性的で珍品じみた製品が多いのも特徴である。〕の腕時計を世に送りだしていた。1970年代にはクォーツ時計の比率を高め、アラーム腕時計「デジタル三世」、低価格腕時計「デジタルエース」などのヒット商品を生みだした。一時は機械式時計の開発を行わなくなったが、1990年代末には機械式時計ブランドの「オリエントスター」を復活させた。安価だが比較的精度の高い機械式ムーブに特徴のあるデザインや、ぜんまい残量を示すリザーブメーターを付けた事から次第に売り上げを伸ばし、2000年代前半には普及機から高級機まで機械式時計のラインナップを揃えた。2004年平成16年)には1960年代の薄型自動巻ムーブを元に新規の自動巻ムーブを開発し、フラッグシップブランドである「ロイヤルオリエント」を復活、2007年(平成19年)時点では比較的単価の高い機械式時計が主力商品となっており、クォーツの比率は低くなっている。
1978年昭和53年)にはクロックメーカーの東京時計製造株式会社を買収し、クロック分野に進出したが、後に撤退している。
1980年代はイメージキャラクターにアイドル歌手を起用しており、岩崎良美中森明菜WinkらがテレビCMに出演していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オリエント時計」の詳細全文を読む



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