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プロベナゾール(Probenazole)は農業用殺菌剤で、イネのいもち病などの予防剤として用いられている。CAS登録番号。明治製菓で開発され、「オリゼメート」などの商標名で販売されている。 ==作用機構== 直接的な殺菌作用はなく、植物の感染病害一般に対する抵抗性を高める抵抗性誘導剤である。そのため菌の薬剤耐性は出にくいと考えられている。 プロベナゾール処理によりサリチル酸(イネではサリチル酸グルコシド)が蓄積されることが報告されており、サリチル酸によるシグナル伝達経路の上流側を活性化すると考えられる。 プロベナゾールの代謝産物にはサッカリンがあり、サッカリンが活性を示す可能性もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プロベナゾール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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