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オリド : ウィキペディア日本語版
訛里朶[がりだ]
訛里朶(がりだ、女真音:オリド、寿昌2年(1096年) - 天会13年(1135年))は、皇族。漢名は宗輔、後に宗堯。太祖阿骨打の五男。爵位豳王(ひんおう)。
== 生涯 ==
金史』によると、威風凛々とした容貌の持ち主で、寛大で包容力があった。また、家臣達に対して、恩顧を恵むような政務を行い人望が厚かった。
天会13年(1135年)に南宋へ討伐に赴いた時に、病を得て41歳で逝去した。訛里朶の死の報を聞いた家臣で泣かぬ者はなかったという。
後に長男の葛王・烏禄(世宗)が暴君であった従兄の迪古乃(海陵王)を廃して即位すると、亡父に対して睿宗廟号立徳顕仁啓聖広運文武簡粛皇帝諡号を贈り、大房山に丁重に葬って「景陵」と名付けた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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