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オリバー君 : ウィキペディア日本語版
オリバー君[おりばーくん]
オリバー君(オリバーくん、生年不詳-2012年6月2日)は、1976年に「チンパンジーと人間の中間にあたる未知の生物」「ヒューマンジー」「人パンジー」という触れ込みで来日し、話題となったチンパンジーである。
== 捕獲と由来、鑑定 ==
オリバーは1960年アフリカコンゴ湾上流で捕獲され、アメリカでサーカスの調教師夫妻に飼われていたところを、弁護士のマイケル・ミラーが購入したと言われる。購入額は8000ドルで当時オリバーは推定年齢16歳だった。来日時には身長140センチ、体重56キロ。
オリバーが謎の類人猿とされた根拠は、常に直立二足歩行をすること、頭髪が薄い外見、人間の女性に発情する〔動物行動学的見地から、成長した後、人間に飼われだした動物が人間を異性の対象として認識することはありえない。〕こと、ビールを飲み、煙草を吸うことなどである。特に染色体の数が人間が46本、チンパンジーが48本なのに対して、オリバーは47本であることが強調された。また、オリバーが捕獲された地域では原住民とチンパンジーが共生する風習があるとも説明された。
しかし、後に日本の放射線総合医学研究所における検査でオリバーの染色体は48本でチンパンジーと同一だったこと、腰椎のレントゲン検査により腰椎の数もチンパンジーと同じ4個、血清蛋白のパターンもチンパンジーと一致したことが判明している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オリバー君」の詳細全文を読む



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