|
香川県営野球場(かがわけんえいやきゅうじょう)は、香川県高松市生島町の香川県総合運動公園内にある野球場。愛称 レクザムスタジアム。独立リーグ・四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズが本拠地として使用している。管理・運営は、2013年4月より指定管理者・いくしまスポーツチャレンジ共同体(穴吹エンタープライズ・香川県造園事業協同組合・ミズノ)が行っている。 現愛称のレクザムスタジアムは命名権売却によるもので、2010年5月1日から使用している(詳細は後述)。 == 歴史 == かつて香川県では、高松市中心部にあった高松市立中央球場を県下のメインの野球場として使用してきた。しかし老朽化した上、敷地が狭隘なため改築・拡張が行えないなど問題が生じたことから、県では1970年代から県営野球場の建設を検討してきた。1978年11月16日、県が設けた諮問機関「県営野球場問題協議会」は、市内生島町の塩田跡地に硬式野球場、軟式野球場をはじめ球技場、テニスコートなどを有する総合運動公園を整備するよう答申。その後整備事業が進められ、このうち県営野球場は1982年7月17日に開場した。西武ライオンズ球場や静岡草薙球場をモデルにして設計されたといわれている。開場以来、高校野球、大学野球、社会人野球などアマチュア野球公式戦が行われている他、プロ野球公式戦も日本ハムの創業者が香川県出身である関係で、日本ハムファイターズの公式戦が開催されていたが、ファイターズの北海道移転により、北海道外での公式戦は旧本拠地の東京ドーム以外一切行わない方針となったため、それ以後はオープン戦を数試合行うのみで公式戦が行われたことはない。なお、中央球場は同年4月に閉場し、撤去された。 運動公園内には、メインの県営野球場とサブの第二野球場の2つがある。このうち県営野球場は1993年の国民体育大会(東四国国体)開催に合わせ、同年スコアボードをパネル式から磁気反転式に改修し、照明設備を増設。これにより、四国4県で初めてプロ野球のナイター開催が可能な野球場となった。2000年、岡山県の岡山県倉敷スポーツ公園野球場(マスカットスタジアム)や愛媛県の松山中央公園野球場(坊っちゃんスタジアム)など、近隣県の野球場が愛称を付与しているのに倣う形で、県も県営野球場に愛称を付与することとなり、県内の小豆島がオリーブの生産地であるのに因んでオリーブスタジアムと命名された。 独立リーグの四国アイランドリーグplusのうち、香川県をホームとする香川オリーブガイナーズが、リーグが発足した2005年より本拠地として使用している。ガイナーズでは、当野球場でホームゲームを開催する際には「ガイナーズボールパーク」と銘打ち、場内にフードコートや各種イベントブースを開設してファンサービスを図っている。 命名権(ネーミングライツ)の売却により、2007年5月1日から愛称をサーパススタジアムに改称、さらに2010年5月1日からはレクザムスタジアムに改称した(詳細は後述)。 開場以来、常設の広告は長らく設置されていなかったが、2013年度より設置された〔レクザム球場内に広告常設/県教委、来年度から 四国新聞2012年12月6日〕〔高松・レクザムスタジアム、初のフェンス広告募集 朝日新聞デジタル2013年2月7日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「香川県営野球場」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kagawa Prefectural Baseball Complex 」があります。 スポンサード リンク
|