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オルリ・アントワーヌ・ド・トゥナン : ウィキペディア日本語版 | オルリ・アントワーヌ・ド・トゥナン
オルリ・アントワーヌ・ド・トゥナン(Orelie-Antoine de Tounens、1825年5月12日‐1878年9月17日)は、フランス人の弁護士兼冒険家。1860年に南アメリカの先住民族マプチェ族の英雄、カウポリカンの再来であると称して、土地と人民を組み込みアラウカニア・パタゴニア王国を建国、同国の王位を戴いた(オルリ・アントワーヌ1世)。これがアントワーヌによる勝手な名乗りなのか、マプチェ族各部族の首長(loncos)たちに推挙された結果なのかは、識者によって見解が分かれる。 ==生涯== アントワーヌはシュルニャック・ダン(Chourgnac d'Ans)で生まれた。1858年にチリのコキンボに移住。サンティアゴ市と港町バルパライソに2年間滞在して、スペイン語やマプーチェ語の習得と交友関係の構築に費やした。そこで、その頃チリ政府の影響が及んでいなかったアラウカニアの地に眼をつけ、当地にフランスの植民地を設ける計画を練った。アントワーヌはバルディビア(en)で出会ったふたりのフランス人商人に、この計画を漏らしている。そして1860年、彼は計画を実行に移すべく、現在のラ・アラウカニア州に当たる当時マプチェ族が事実上支配していた地域に移り住んだ。
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