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朱色1号(しゅいろ1ごう)は、日本国有鉄道(国鉄)が定めた色名称の1つである。 == 概要 == 一般的には「オレンジバーミリオン」とも呼ばれるほか、旅客案内上で「あか色の電車」とされる場合、この色であることが多い。 1957年に登場した101系電車で初めて採用され、後に中央快速線の「ラインカラー」として乗客向けの案内に使用された。登場当初は「1YR 5.5/9.5」という設定であったが、褪色などの対策のため、少しずつ設定を変更し、1963年ごろに「0.5YR 5.3/8.8」という設定とされ、以後この設定が標準となった。森山良子の楽曲『中央線あたり』(30thアルバム『日付けのないカレンダー』に収録)で「赤い快速」と歌われる「赤」も、中央快速線に採用された本色のことである。中央快速線はまた、国鉄時代には新車投入の優先順位が高く、103系ATC仕様車の中には、本来の運用線区(山手線・京浜東北線など)での就役に先立って本色で同線区に新製配備された車輌もあった。 本色は「ラインカラー」という、車体色を利用者への案内に使用するという考え方を初めてとりいれたものといわれるが、実際はこの後山手線に登場した101系電車の「黄5号」と共に新性能電車をアピールする目的として採用したもので、「ラインカラー」の概念が登場したのは103系電車を山手線に投入する際に採用した「黄緑6号」が登場して以降の事である〔「中央総武線の色「黄5号」の誕生昔話」星晃・鉄道ファン No.483(2001年7月号)〕。 関西では大阪環状線・片町線の車体色としても採用されている(ただし、大阪環状線のラインカラーは赤)。また、「ラインカラー」という考え方は、その後他線区・国鉄以外の都市部の路線にも波及した。 なお、本色は基本的に車体の地色として使用されており、国鉄時代には帯色などでの採用例はほとんどない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朱色1号」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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