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オンシジウム・ケイロフォルム : ウィキペディア日本語版 | オンシジウム・ケイロフォルム
オンシジウム・ケイロフォルム ''Oncidium cheirophorum'' Rchb. f. は、ラン科植物の1種。花に香りが強く、小型の洋ランとして栽培される。 == 特徴 == 常緑性の多年草で着生植物〔以下、主として土橋(1993)p.247-248〕。偽鱗茎は広卵形でやや扁平、長さ2.5cmほど。基部の苞には苞葉があり、偽鱗茎の先端にも葉が1枚つく。葉は倒披針形で長さ10-15cm、やや薄手の革質。 花期は冬で、花茎は偽鱗茎基部、苞葉の内側から伸び出し、弓なりに伸びて長さ15-25cmになる。花茎は枝分かれして多数の花をつける。花は黄色で、径が約1.5cmで香りがある。花披片は俯きに抱える。萼片と側花弁は円形で、長さ0.6cm。唇弁は側裂片と中裂片の3つに分かれるが、それらはほぼ同大。側裂片の基部は反り返り、その先端はやや内向き。中裂片も内向き。つまり唇弁の中央だけが前に突き出したような形になる。カルスは多肉質で角状をしており、やや白い。蕊柱の翼部は鎌状に発達する〔唐沢監修(1996)p.410〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オンシジウム・ケイロフォルム」の詳細全文を読む
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