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オンファス輝石(おんふぁすきせき、omphacite、オンファサイト)は、鉱物の一種(ケイ酸塩鉱物)。カルシウムとナトリウムを含む単斜輝石。オンファスとは未熟なブドウという意味である。 == 特徴 == 化学組成は (Ca,Na)(Mg,Fe2+,Al,Fe3+)Si2O6 で、主に透輝石とヒスイ輝石からなる固溶体に相当し、灰鉄輝石およびエジリン輝石成分も含む。Al よりも Fe3+ が多いとエジリン普通輝石になる。 == 産出 == 主に変成岩から産する。 青色片岩相に属する塩基性岩起源の広域変成岩の構成成分をなし、特に変斑レイ岩などによく見られる。オンファス輝石単独で脈を成すこともある また、苦礬柘榴石とともにエクロジャイト(榴輝岩)を構成する。 「ヒスイ」として扱われるものもあり、ヒスイの緑色部分は成分分析の結果、オンファス輝石であったとの報告もある〔宮島宏 『とっておきのひすいの話』 フォッサマグナミュージアム、2000年〕。 キンバレー岩に含まれることもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オンファス輝石」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Omphacite 」があります。 スポンサード リンク
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