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オン・エヴリー・ストリート : ウィキペディア日本語版
オン・エヴリー・ストリート

オン・エヴリー・ストリート』(On Every Street)は、イギリスロックバンドダイアー・ストレイツ1991年に発表した6作目のスタジオ・アルバム。バンドは1988年9月に解散を発表しており、本作は事実上の再結成アルバムに当たるが〔25 Years Ago: Dire Straits Break Up - ultimateclassicrock - 2014年7月30日閲覧〕、1995年には再び解散し、結果的には最後のスタジオ・アルバムとなった。
== 録音 ==
前スタジオ・アルバム『ブラザーズ・イン・アームス』(1985年)当時のメンバーのうち4人が再結集したが、正式なドラマーは不在で、本作では主にジェフ・ポーカロがドラムスを担当した。ポーカロはダイアー・ストレイツへの正式加入も打診されたが、TOTOに留まることを望み、誘いを断ったという〔toto99.com - Official TOTO Website - Encyclopedia - Dire Straits - 2014年7月30日閲覧〕。また、「ヘヴィ・フュエル」や「プラネット・オブ・ニューオリンズ」ではマヌ・カチェがドラムスを担当〔Discographie, les contributions | Manu Katché Website - 2014年7月30日閲覧〕。カチェが2009年にMusicRadarで語ったところによると、「ヘヴィ・フュエル」では当初ポーカロがドラムスを演奏したが、マーク・ノップラーは「別のアプローチを試してみたい」という理由からカチェを起用し、本人曰く「自分のせわしないスタイル」で叩いたとのことである〔6 career defining records of Manu Katche | On Every Street (1991) | MusicRadar - Page 4に飛べば表示される - 2015年9月6日閲覧〕。
ノップラーは当時、カントリー歌手のヴィンス・ギルもダイアー・ストレイツに誘っており、ギルは本作にバックグラウンド・ボーカルで参加したが、バンド加入の話は断った〔Invincible Vince - Sun Sentinel - article by Larry Katz - 2014年7月30日閲覧〕。
ノップラーは1992年2月5日付の『ロサンゼルス・タイムズ』紙に掲載されたインタビューで、本作について「私は自分のアルバムが好きじゃなくて、とても聴けない。でも、このアルバムは聴ける。それは、ただ皆が一緒に演奏して互いに張り合い、それをそのままにして、あまり弄り回さないようにしようと決めたことが理由の一つじゃないかな」と語っている〔Dire Straits' Knopfler Changed His Tune -- Again : Pop music: For the band's leader, five years away from concert tours to concentrate on other musical projects has renewed his hunger to return. - Los Angeles Times - article by Chris Willman - 2014年7月30日閲覧〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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