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オーサカキングとは、2004年から2008年に開催された在阪民放局の毎日放送(MBS)が主催するイベント。 ==概要== これまでも在阪の民放局のイベントとしては朝日放送主催の「ABCラジオまつり」や、同局のラジオ部門が主催する「MBSラジオ秋まつり」などが開催されてきたが、フジテレビが主催する「お台場冒険王」のような大々的なものは予算の都合などから開催されてこなかった。 そこで、「大阪に活気を取り戻そう」という趣旨の元、2004年の7月31日から8月8日まで、大阪城公園内一帯で大掛かりなイベントが開催された。内容は毎日放送製作の番組や協賛スポンサーによるパビリオンやミニゲームに加え、普段は公開されない貴重な文化財なども公開された。また、期間中、西の丸庭園では今井美樹・葉加瀬太郎ほか出演による「情熱大陸Special Live」や、大阪出身の歌手・矢井田瞳による野外ライブも行われた。入場者数は目標を大きく上回る42万人を記録したが、メイン会場が入場無料であったために大きな赤字を計上した。 2005年も前年の好評を受けて7月30日~8月7日の間当地で開催された。第2回は『情熱大陸』のコンサートの他にMBSが製作する人気アニメーションのテーマソングを歌う歌手による野外コンサート「MBSアニメフェス2005 大阪城エクスペリメント」、フットサル大会(Gatas Brilhantes H.P.が優勝)などが開かれた。第1回の反省を受けて、第2回はメイン会場の「太陽の広場」では大人(中学生以上)500円、小学生300円の入場料が必要となった(小学生未満無料)。第2回は46万人の人出を記録した。第3回からは再び入場無料になっている。 メイン会場のパビリオンなどを利用するには、キングコイン(1枚100円・10枚単位での販売)が必要。なお、開催期間中なら買った翌日以降でも使えるが、翌年以降には使えない。 会場内、メインステージ脇には、「OKステーション」というラジオサテライトスタジオが、第2回から設置されている。ここから、特番が放送されたり、会場内だけに流れるラジオ番組が放送されたりする。「OKステーション」の、「OK」は「オーサカキング」の略だが、その年からMBSラジオのキャッチフレーズにも使われるようになった。 オーサカキングの初日のメインイベントは、会場のお客様一万人にスイカを切り分けるイベントで、その年の新人アナウンサーのうち、1人がその仕事を担うことになっている。第4回ではスイカの他にパインを切って振る舞い、どちらが多く振る舞えるかを競った。(パイン担当は柏木宏之) 2回目の2005年から、マスコットキャラクターを定めた。毎日放送のキャラクターでもおなじみ「らいよんチャン」が王様の格好をした「らいよんキング」である。初年の2004年は、会場内の装飾や幟でも見ることができるが「OK」を顔に見立てただけのシンプルなものであった。2008年からは「オーサカキンギョ」という「OK」の「O」が顔で、「K」が体・ひれの部分に見立てた金魚のキャラクターが登場している。 第3回では、開催期間中の8月2日にはキー局のTBSから生中継されたボクシング亀田興毅とベネズエラのランディエタとのタイトルマッチをパブリックビューイングを会場内で行った。また、グッズ物販の会場では現金は原則として使用できなくなり(屋台など一部では現金使用はできる)、会場内で販売される限定通貨「キングコイン」(1k(キング)=100円)を利用することになっている。なお、QUICPay会員はそれで利用できる。またこの回から、近畿地方の高校生によるカレーのアイデアレシピを競うコンクール「高校生カレー甲子園」の決勝コンクールが行われるようになる。 第4回でも前回から引き続き、会場内で販売される限定通貨「キングコイン」(1k(キング)=100円)を利用することになっている。又、大会初日にはこの年の夏に大阪で開催された世界陸上のマラソンコースを一部使用して谷川真理をスペシャルゲストに招いてオーサカキング番組対抗駅伝競走大会を開催した。 第5回では開催場所が「西の丸庭園」と「天守閣・本丸広場」に変更され、地下鉄谷町四丁目および天満橋駅が最寄り駅となる。(スポーツニッポン: オーサカキング、今年は7・26~8・3まで開催 MBS ) *主催 毎日放送 *共催 大阪市・大阪観光コンベンション協会 *後援 大阪府・関西経済連合会・大阪商工会議所・関西経済同友会・大阪21世紀協会・毎日新聞社・スポーツニッポン新聞社 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オーサカキング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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