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オーストリアの国章[おーすとりあのこくしょう]
オーストリアの国章(オーストリアのこくしょう)は第一次世界大戦の終わり以来、ナチス・ドイツによる併合(アンシュルス)を挟んで、オーストリアの象徴として使用されている。かつてのオーストリア・ハンガリー帝国の国章でハプスブルク家の紋章でもあった双頭の鷲は、頭ひとつの普通の鷲に置き換えられている。 == 構成 == 鷲の胸には、現在のオーストリアの国旗のデザインの元となったオーストリア大公国の盾がある。鷲の鉤爪はそれぞれ金の鎌と金のハンマーを握っている。これには、共産主義のシンボルである鎌と槌との関係はない。鷲の頭に載っている金の城壁冠(自治都市の象徴)と合わせ、これら三つはカール・レンナーによって制定当時のオーストリアを代表する「三つの階級」(労働者、農民、ブルジョワ)の統一を意味するものとされた。 鷲の両足につながっている千切れた鉄の鎖は、ナチス・ドイツからの解放を示しており、第二次世界大戦後に付け加えられたものである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オーストリアの国章」の詳細全文を読む
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