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オーストリア西部鉄道(オーストリアせいぶてつどう。独語;Westbahn、英称;Austrian Western Railway)は、オーストリア帝国の鉄道会社名であり、現在においてはオーストリア連邦鉄道の鉄道線の名称である。 ウィーンとリンツを結ぶカイゼリン・エリザベート鉄道帝室特認会社を前身とし、ザルツブルクとパッサウへ1860年と1861年に延伸され、1882年に国有化された。 第一次大戦以後、ツェル・アム・ゼーからザルツブルク経由でヴェルグル Wörgl へ行くギーゼラ線、クーフシュタイン-インスブルックを結ぶ北チロル鉄道(1923年までオーストリア南部鉄道が所有)、アールベルク鉄道の3つはオーストリア西部鉄道の一部として組み込まれた。 起点駅であるウィーン西駅は第二次世界大戦の戦災で破損し、1952年に路線の電化と同時に再建された。 現在、ドイツの高速鉄道ICEがオーストリア西部鉄道を通してウィーンまで伸びており、最高時速200km/hで運転している。部分的に路線の改良が進められており、将来的に200km/hを超える運転も可能となる予定である。 == 運行形態 == === 超特急「インターシティ・エクスプレス(ICE)」=== ICEはドイツ鉄道の高速列車で、ウィーンからニュルンベルクを経由してドイツ各地を結ぶ。ウィーン - ヴェルス間でオーストリア西部鉄道を通り、線内の途中停車駅はリンツのみ。2時間ヘッドのパターンダイヤとなっている。また、2014年12月より、ウィーン空港発着となり、ウィーン西駅を発着しなくなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オーストリア西部鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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