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神よ、皇帝フランツを守り給え()あるいは、(オーストリア)皇帝讃歌()はオーストリア帝国(のちオーストリア=ハンガリー帝国)の国歌である。 作曲はフランツ・ヨーゼフ・ハイドン、作詞はレオポルド・ハシュカである。 初演は1797年2月12日、ウィーンのブルク劇場においてである。2月12日という日はオーストリア皇帝フランツ1世 (神聖ローマ皇帝としてはフランツ2世) の誕生日である。ハイドンはこの曲を皇帝に献呈した。また、ハイドンの弦楽四重奏曲第77番第2楽章では、この曲の旋律が使われている。 == 制作の経緯 == イングランドでは、国王への忠誠の証しとして「国王陛下万歳」(今は「女王陛下万歳」)が国の歌として歌われている。この事をハイドンはエステルハージ家の楽団長を辞してからの英国訪問時に知った。 そして時あたかも1789年にフランス革命が勃発し、各国が革命阻止の介入をする中、1792年にヴァルミーの戦いにおいてフランス義勇兵がプロイセン王国軍を破った。このときフランス義勇兵に愛唱されていたのが「ラ・マルセイエーズ」である。 これらの事情を踏まえ、ハイドンはオーストリアにも愛国心を鼓舞する歌が必要だと感じ、ハシュカの皇帝賛美の詩にクロアチア地方の民謡を基にして曲を付けることにしたのである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神よ、皇帝フランツを守り給え」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gott erhalte Franz den Kaiser 」があります。 スポンサード リンク
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