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オープンソースの定義(、略称OSD)とは、Open Source Initiativeにより策定され、文書としてまとめられている、Open Source Initiativeによる「オープンソース」の定義である〔 〕。OSIはコンピュータプログラムのライセンスがこの定義に合致しているかをライセンス認証プロセス〔 〕にてチェックしている〔 〕〔 〕。 この定義は、Debianプロジェクトでブルース・ペレンズにより作成されたDebianフリーソフトウェアガイドライン (DFSG) を基にしている。 == 内容 == OSDはオープンソースライセンスが満たすべき条件として以下の要件を挙げている〔 〕。 # 自由な再頒布 # ソースコード(「ソースコード公開」も含む自由な利用) # 派生物(Derived Works. 派生物の自由な利用) # 原著作者のソースコードとの区別 (Integrity) - これはTeXなどパッチのみの配布を要求するソフトウェアをOSDに合致させるための妥協の産物である。 # 特定人物・集団に対する差別の禁止 - たとえば「特定国家への輸出を禁ずるソフトウェア」はOSDに合致しない。 # 使用分野 (Fields of Endeavor) に対する差別の禁止 - 例えば「兵器への利用を禁ずるソフトウェア」はOSDに合致しない。 # ライセンスの権利配分(Distribution of License. ライセンスが再頒布者に認める権利は差別なく与えなければならない。) # ライセンスは特定製品に限定してはならない # ライセンスは他のソフトウェアを制限してはならない - 著作物として別個のものと明確に定義できる各ソフトウェアはそれぞれ別のライセンスであってもよい(例えば一方がオープンソースライセンスであっても他方はプロプライエタリであってもよい)。GPLもこの条件に合致している("集積物の別の部分と見なされるパッチ"を参照)。 # ライセンスは技術中立 (Technology-Neutral) でなければならない - ライセンスに特定技術に依存するような条項があってはならない。例えばなどのソフトウェア利用許諾契約は、GUIのクリック操作という、契約に対する明確な同意の意思表示を強要する。仮に「クリックラップ」条項が含まれたオープンソースソフトウェアをCUI環境でしか動作しないソフトウェアに組み込んだ場合に問題が発生する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オープンソースの定義」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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