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オープンソースハードウェア : ウィキペディア日本語版 | オープンソースハードウェア オープンソースハードウェア(英: Open source hardware)とは、フリーソフトウェアやオープンソースソフトウェアと同じ形態で設計されるコンピュータや電子機器を指す。類似の用語としてオープン設計があるが、オープン設計は単にデファクトスタンダードに準拠した設計を指す場合もある。オープンソースハードウェアの例としては、シンピュータプロジェクトがある。 == 概要 == オープンソースハードウェア開発の原動力となった出来事として、2002年にコフィー・アナンが世界情報社会サミットで発表した「シリコンバレーへの挑戦」がある。新しい概念であり、また、ソフトウェアとハードウェアの設計上の違いもあって、オープンソースハードウェアについての共通認識は出来上がっていない。 ハードウェアは製造コストがかかるため、オープンソースのソフトウェアの定義がそのまま適用できるわけではない。オープンソースハードウェアは、フリー/オープンソースのソフトウェアを使ったハードウェアを指す場合と、ハードウェアの概要・設計・実装などの情報をフリーなライセンスで提供することを指す場合がある。いずれにしても、ハードウェアの設計や基板上の部品配置などの情報が含まれる。 プログラマブルロジックデバイスによる再構成可能コンピューティングが登場し、オープンソースハードウェアの一種として論理設計の共有も出てきた。これは、集積回路群の配線図ではなく、HDLコードを共有する。これはオープンソースのソフトウェアとは異なる。HDL記述は FPGA や ASIC を使った System-on-a-chip の設計図として扱われる。HDLモジュールは IPコアとして流通する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オープンソースハードウェア」の詳細全文を読む
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