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オーラル・イントロダクション : ウィキペディア日本語版
オーラル・イントロダクション
オーラル・イントロダクション()は英語の授業において、英語を使って新教材を導入する方法のひとつである。多くの場合、英語で生徒とオーセンティックなやりとりをしながら、教科書の題材内容や言語材料を導入する。音声でのインタラクションなので、生徒を注目させるために教科書は閉じた状態で行う。主に既習の英語を使いながら、そこに新出事項を付け加えるので、既習事項と新出事項の橋渡しとなる。また新教材を意味のある発話として提示し、動機付け(motivation)の作業も含む。
具体的には、長い文は単文などの短い文に言い換えたり、新出語彙は既習表現を使って言い換えたり定義で説明する。または実物・絵を見せたり実演することも有効である。新出語彙や文型は、その都度、口頭練習を行う。抽象的な題材や難しい話題の場合は、背景知識を追加して生徒の理解を助けることもある。せいぜい7分から10分以内で終わらせるのが理想である。
オーラル・イントロダクションでおおざっぱに内容を把握することができると、その後の授業展開がスムーズに進む。オーラル・イントロダクションで「導入」したあとは、解説や音読、書く活動などが行われる。
文法・訳読式の授業に比べて、準備に時間がかかるなど、教師の負担は大きい。
== 背景となる考え方 ==
オーラルメソッドを提唱したハロルド・パーマーは、外国語教育および学習においては「聞くことおよび話すこと」、すなわち音声を第一義的な技能と考えた。音声言語から文字言語へと言う原則である。また、単に理解する(Identification)するだけではなく、使えるようにする(Fusion)ためには、下記の五つの習性が必要だと述べている。はじめの四つの習性を簡単に述べると、まず外国語をよく聞き、それを口真似してくり返す。そしてその言葉を聞いたらすぐにその内容を思い浮かべたり、またその内容を思い浮かべたらすぐにその言葉を思い浮かべるようにするということである。これは単語レベルだけでなく、熟語や文章に関しても同様である。
言語の本質は音声であるという考えにたち、言語を教える際は「言語習得の五習性」を養成することが大事だとの考えがオーラル・イントロダクションの背景にある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オーラル・イントロダクション」の詳細全文を読む



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